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ゲームミュージックサントラの発売が依存するもの

G.M.Revolution ~4th Generation NEXT~さんで、ゲームミュージックCDのリリースについて興味深い考察が出ていました

■GMCDはハードの普及に依存する? ※リンク切れ

それによると、2006年末に出たゲームミュージックサントラの数がDSやWiiが1つずつで、PS2が5つだったのに対し、今年年末に予定されているものはDSが5つ、Wiiが2つ、PS2が2つ、PS3が3つ、PSPも3つ、そしてXBOX360が6つとなっています。まあXBOX360は指摘されている通り、PS3とのマルチが多いですが。

 

さて、去年の年末といえばPS3&Wiiが発売されるという新ハードラッシュだったわけですが、今年は1年経ってかなり安定してきました。でもって、「GMCDはハードの普及に依存する?」という提起においては、私としては「YES」だと思います。

というのも、ゲームミュージックは一般的にはゲームの関連製品的傾向が強いと思われるからです。

 

私含むGM関連サイト&ブログの運営者の方など、ゲームミュージック好きの人はゲームを買わずともCDだけ買うという人は多いでしょうが、基本的はサントラはやはりゲームの関連グッズですので、ゲームを買った人、プレイした人がそれを気に入って買うというケースが多いでしょう。ということは、去年はハードの発売でソフトはほとんどなし、しかもモノ売るっていうレベルジャネーゾってくらいハードが不足していましたので、ゲーム自体をプレイできた人も少ないでしょう。

しかし、今年はある程度ハード不足も落ち着いて、ソフトも出そろってきました。ですので、関連グッズとしてのサントラも出せる体勢が整ったのではないでしょうか。

じゃあDSはどうか、となると、こちらも去年はポケモンやニューマリオなど任天堂のソフトのみが目立っているような状態でしたから。今は不足も解消されて、やや他のタイトルも目立つものが出てきたので(特にスクエニ)、サントラも増えてきたのかも。

 

でもこう見ると、やっぱり全体的に有名シリーズものや、大作が多いですね。特にX360ではそれが顕著です。まあそれも前述の売り上げに比例するという点から見れば当然かもしれません。X360もほとんどそうですし。まあ、X360のオリジナルが日本でどれだけ売れるか考えるとそうなっちゃいますけど。

でもなんだかメジャーとは言えないけど音楽が良いゲームのサントラがでなくなるのは寂しいなあ……まあCD市場でさえ縮小傾向なので、売り上げを考えると仕方ないとも言えますが。それの救済手段が通販専用タイトルだったり音楽配信なのかもしれません。

ちなみにWiiで思い出したのですが『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のサントラまだでないのかなあ……

 

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