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シャッフルリスニングとゲーム音楽の相性

 

なんか特にネタがないので、今日はiPodをつけながら散歩していた時に思ったことでも。

 

最近は、シャッフルリスニング専用携帯音楽プレイヤーの「iPod Shuffle」がわりと普及していますね。(今月もクリップ型の新機種が発売されましたし)
まあ、価格も一万円を切るわりには容量も1GB(だいたい200曲以上)とそこそこあり、コンパクトなのもあるので売れるのはわかります。でも、ことゲームミュージックを聴くのに関しては、この選曲が出来ないでシャッフルに専念したiPod Shuffle、なんだか向いていないのでは、と思います。

これは実際にゲーム音楽の入ったiPodとかをシャッフルで聞いてもらえればわかると思うのですが、なんか突然ゲーム音楽が再生されると、ものによってはかなり浮くのですよ。特にメインテーマやお気に入りの曲ではなく、ステージ途中の平凡な曲だったりした場合とか。何故かと考えてみると、ゲーム音楽CDというのはほかのジャンルよりも曲順の流れの重要性(固定性といったほうがいいのかな?)が高いのではないかと。

 

ゲーム音楽のアルバムを聴く場合、だいたいアルバムの収録順はゲームの登場順になってますよね。これはもちろんゲームの流れからしてこうするのが一番自然だからでしょう。少なくとも無理に編成を変えてもいいことはないでしょうし。(『Gダライアス』など、一部例外的に変えてあるものはありますが)
しかし、他のCD、たとえば一般的なJ-POPとかの場合、もちろんアルバム制作者が意図して曲順を編成しているのですが、それでも多少順番が入れ替わったところで、さほど違和感なく聴けてしまいます。

たとえば、電気グルーヴの『A』(今近くにあったアルバム)において「シャングリ・ラ」の次に「ポケット カウボーイ」が来てもあまり違和感はないですね。ですが、ゲームミュージックにおいてラスボス前の曲の後に1面後半の曲がきたりすると違和感がバリバリです。

J-POPの合間にその曲が来てしまっても同じような違和感があります。ただ例外的に、そのゲームのお気に入り曲とか、メインテーマ扱いの曲だとまあなじめるのですが。

まあいろいろ理由は考えられますが、主因はやはり「ゲームの性質上、ゲーム音楽制作者が、いちばん自然な形で曲を並べている」からではないでしょうか。
一般のコンサートやライブにも言えることですが、曲順というのはスタートからだんだんと上げてゆき、最後に一番盛り上げる形にするのが理想的です。(最後に落ち着ける場合もありますが)

 

ゲームミュージックはその形をそのまま一枚のアルバムで表現している場合が多いのではないでしょうか。もちろんポピュラーCDに近い、並列気味なのもありますけどね。(格ゲーとかに多いかな?)あとは「聴き手にも、その順番で1つの流れとして染みついてしまっている」というのもあるでしょうね。
そんなわけで、ゲームミュージックCDというのは、他のジャンルにはない、特殊性を持っているのだなあと思ったりしました。もちろん映画とかアニメみたいに他のサントラにも言えるかもしれませんけどね。

 

ちなみに私は持っているiPod miniが古くなってきたのと容量がちょっと不満(4G)になってきたので、iPodが欲しいです。

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