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同人流通は非メジャーゲームのサントラを救うか

 先日、とらのあなに行って同人CDを見てきたのですが、その中にこんなのがありました。

 

 これは、先日発売されたABHARのPCゲーソフト『水平線まで何マイル?-Deep Blue Sky & Pure White Wings』のオープニングとエンディングの主題歌古バージョンが収められたマキシシングルです。

 ■ABHAR Official Web Site(2012/12/10リンク切れ)

 でも、売っていたのはサントラが置いてあるような一般流通のフロアではなく、同人音楽のフロア。つまりこのCDは同人流通なのですよね(とはいえ、Amazonには置いてあったりしますが)。

 ・(Amazon)

 で、オープニング曲は実際にデモを聴いてもらえばよいかと。

 個人的には、片霧烈火さんの歌うオープニングの爽快感、癒月さんのエンディングの感動的な雰囲気、そしてボーナストラックの素朴な美しさがいい感じです。作品の雰囲気から全体的に透明感が強いですね。
 でも、マキシもいいけどサントラとして出して欲しかった気も。

 しかし、商業で出たソフトのサントラをこのような流通で販売ってのは新しい形かもしれませんね(まあイベント売りしたものの店舗委託と考えれば、それほど珍しくないかもしれませんが)。商業流通では採算が採れないけど、イベント売りだけでは多くの人に行き渡らないって思うメーカーさんにとって、現状ではかなり多くの人の手に渡ることの出来る手段かもしれません(メーカー通販も限界あるしね)。
 それに初回限定のおまけなども、サントラだけ買いたい私のような人を逃しますし、そもそも18禁ゲームの場合、未成年が入手できませんよね。また、入手可能時期を逃すと入手に限界が出てくるでしょうし(予約特典とかプレミアつくことありますよね)。

 もちろん同人流通にも限界はあるでしょうが、選択肢の一つとしてあったほうがいいのかなと。

 とにかくこういったサントラが手に入りやすいようになればいいなと思います。

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