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3DSの「ニンテンドー eショップ」を実際に試してみて思ったこと

前回は、ニンテンドーDSiのDSiウェアが何故目立たない存在となってしまったかについて書きました。

DSiウェアは何故目立たない存在となってしまったのか | GMDISC.com~ゲームミュージックなブログ~

では、先日オープンし、3DSで使えるようになったニンテンドーeショップにほうは、どうなっているのでしょうか。
というわけで、実際に3DSでニンテンドーeショップに入って試してみましたので、今日はそれについて書いて行こうと思います。

■ニンテンドー3DS|ニンテンドーeショップ|Nintendo ※現在終了

 

3DSのアップデートで使用可能に

まず、今回の3DSアップデートで以下のようなeショッピングへの入り口が出来ます(ただし今回のアップデートでは『リッジレーサー3D』にバグを引き起こす可能性があるらしいので注意)。

Nintendo3DS ニンテンドーeショップ08

『リッジレーサー3D』をお持ちのお客様への大切なお知らせ

ネットに接続後、いくつかのアイコンが横並びになっています。ちなみに上画面では3Dが効いています。

また、下画面下部には検索欄が常に表示されています。
アイコンを左に進めると「設定・その他」「残高の追加」「おすすめ投票」「気になるリスト」「ソフトさがす」(ここまでは左上の「メニュー」からも呼び出し可能)、「ランキング」「新着情報」「ニュース」という項目が並んでおり、右側にいくと新着情報や新着ソフト映像などの個別のアイコンがサムネイルつきで表示されています
で、やはり注目はダウンロードソフト。トップページから行く一番わかりやすい方法として、「新着ダウンロードソフト」という項目と「新着バーチャルコンソール」というアイコンがあります。

 Nintendo3DS ニンテンドーeショップ07

新作ではないものは、ランキングやジャンル、ゲーム機などの検索で探す模様。以前「あ」で始まるゲームが大量に出てしまったためか、あいうえお順で探す方法はなくなっているようです。

 

今はまだ3DSならではの作品が出ていないDLソフト

それでは、注目のは「新着ダウンロードソフト」と「新着バーチャルコンソール」から見てゆくことに。
新作は「新着ダウンロードソフト」。3DSでは今までDSiで出していたソフトも販売しており、両方紹介されていますが、3DSのダウンロードソフトは8本程。現在のところ定番のオセロとかパズルとかで半分占めてますが、とりあえず無料DL中の『3Dクラシックス エキサイトバイク』を入手。

Nintendo3DS ニンテンドーeショップ06

実際プレイすると、音を聞いただけでなつかしさがこみ上げてきますね。ゲームもシンプルながら、ちょっとした暇つぶしによいです。これがタダなのだから、3DSを持っている人は入手すべきでしょう。

Nintendo3DS ニンテンドーeショップ01
でも、『3Dクラシックス ゼビウス』もそうなのですけど、3Dの見た目のインパクトは若干あるにせよ、3DSならではのものというよりは、かつて大ヒットしたゲームの面白さを引き継いでいるのにすぎないのですよね。あと思い出補正もありますし。ですので、評価はこれからにかかってくるでしょう(『ひゅーストン』は見た目おもしろそうなので後で買おうかなと思ってます)。

 

『ゼルダの伝説 夢をみる島』という超隠し玉

さてもうひとつの新作バーチャルコンソール。正直言ってしまうと古いゲーマーにはこちらの方に目を惹かれてしまいますね。とりわけゲームボーイの、しかも白黒画面での復活は初めてですから。

Nintendo3DS ゼルダの伝説夢をみる島DX
『スーパーマリオランド』『星のカービィ』『ロックマンワールド』も注目なのですが、やはり一番は『ゼルダの伝説 夢をみる島』。この作品、ゼルダの中では雰囲気的にやや異端ながらも(ゲストキャラ多いし)、非常に出来がよく、ゼルダシリーズでこれが一番好きという人も少なくないものなので、ここで出て来るのは非常にうれしいところ。というわけで、3DSでの有料購入一番手はこれに。
購入にはポイントが必要なので、コンビニで「ニンテンドーポイント」を購入(例の事件で、どうもゲーム機でクレジット番号を使うのは不安なので)。

ニンテンドープリペイドカード
そして登録後、ゲーム(ちなみにここでちょっと問題があったのですが、あとで書きます)。
さて、ゲームはさすが名作であり、思い入れも深いの最初から感涙です。サントラ化していなかったのでなかなか聴けなかった音楽ですが、それを聴けるだけでももとはとれてます。早く名曲「タルタル高原」聴くぞ。しかし10年以上経ってもけっこう攻略憶えているものだなあ。まあもちろんゼルダのゲーム内におけるヒントの与え方が絶妙なのもありますが。
Nintendo3DS  ゼルダの伝説夢をみる島DX02
ちなみに初めてやる人、絶対に村の店で万引きするな、とだけ言っておきます。精神的トラップがあるので(ゲームボイの時の仕様が残ってればね)。
あとは映像(現在はE3の映像があった)とかおすすめ投票とかありますが、まあこっちは基本的にWiiのそれと似たようなものなので割愛します(ランキングはまだデータが集まっていないので表示されず)。

 

改良されたDLソフト検索の長所と短所

全体的に見てみると、ソフトの検索システムに力を入れているように感じました。画面を見ている時など、一番下のバーにタグが表示されて、そこから飛べるようになっていますし。おそらく先述のDSiの時の反省を活かして、探しやすさを増したのかなと。
ただ、だからといって絶対完璧かというとそうでもない。というのは、目的をもってソフトを探すときはいいのですけど、なんとなくジャンルにjこだわらず、やりたいゲームをザッピングで探すときなどはやはり新作に片寄ってしまいがちのような気がします。まあ仕方ないのかもしれませんが、いろいろ改良されて新旧問わずこれでユーザーが自分に合ったソフトを見つけやすくなり、面白いけど埋もれるソフトが減るといいのですけどね。
ちなみに3DSでは、ソフトのところに評価の★が表示されますが、これは個人的に反対です。というのは工作員や信者がいるゲームが強くなってしまうというのもありますが(それもなるべく防ぐようにしてあるとは思いますが)、何より好き嫌いが分かれて一方の人には名作であっても、片方の人にはクソ扱いされるものは、平均点的なゲームより評価が低くなることが多いので(これはゲームに限らずネット上のポイント評価サイトでも見られる現象ですね)。でも隠れた名作って、そういったとがったゲームに多いのですし。故に評価はあくまでランクイン時の勲章制度とか名前入で誰誰のオススメみたいにおおざっぱにしておいたほうがよいのではと

 

パッケージソフトのDL販売の予兆?

あと、eショップではダウンロードソフトのほかに、パッケージソフトの紹介もあるのですが(といっても、DLソフトと同じもので、ダウンロードが出来ないだけなのですが)、これがDLソフトと同じようなアイコンであり、アイコンだけだとDLソフトなのかパッケージソフトの紹介なのかわかりにくい。クリックしてやっとわかるのですが、ダウンロードソフトを探しているときにはそれが煩わしいです。検索でダウンロードソフトを探しているのに、検索結果ではほとんどパッケージソフトの紹介だったら妙に悔やしかったり。
しかしこのようにダウンロードソフトと同じようにダウンロードできないパッケージソフトまで並列の仕様になっているというのは、そのうちPSPのようにパッケージソフトをダウンロードソフトとして販売するする計画でもあるのかな、と憶測をしてしまいます。

 

前に売っていたニンテンドーポイントプリペイドカードは使えない

あと、3DSのポイント追加は過去のニンテンドーポイントプリペイドカードでは出来ず、先程書いたニンテンドープリペイドカードを使う必要があるみたいです。自分は一度過去のカード(マリオ25周年の時に買ったもの)を使おうとして引っかかり、コンビニまで買いにいくことになりましたここ、Webマネーが使えなくなるようなものなので、引き継ぎできなかったのかとも思います。まあ自分の場合はWiiでバーチャルコンソール買えばいいのだけど。

ニンテンドーポイントプリペイドカードは3DSで使用できず「めんどくさい事してるなあ」 – ガジェット通信

 

これからに期待してみる(特にゲームボーイのバーチャルコンソール)

とりあえずこんなところ。いろいろ不満はあるのですが、これからのバージョンアップで改善され、よりよくなっていいくことを願います。
同時に、ソフトの方も期待。やはり初代ゲームボーイ世代としては、思い入れがあるので。とりあえず『ゲームボーイウォーズ』、それに『サーガイア』、『聖剣伝説、『Sa・Ga』シリーズを希望したいところですね。つか、初代ポケモンの味を今の子ども達に味あわせたらおもしろそうだなあとか。

 

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